
【千葉市】地域ビジネス必見!ホームページから来店につなげる導線設計
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千葉市で感じた「お店が続くこと」のむずかしさ
私は千葉市を拠点に地域ビジネスなどのホームページ制作と集客導線設計を行っています。
先日、千葉市で長く通っていたケーキ屋さんが移転すると聞きました。
もちろん理由は分かりません。ただ、最近は商品の種類が減っていたこともあり気になっていました。
今回の出来事をきっかけに、もし地域のお店をサポートできていたらどんな集客導線を設計するだろう?と、勝手にサポーター目線で整理してみました。
この記事では、千葉市の小規模店舗・事業者が“選ばれ続けるために必要な導線作り”を分かりやすくまとめています。
まずはお客様がどんな流れでお店を知り、興味を持ち、来店に至るのか——
この動きを整理してみたいと思います。
【導線設計】来店や購入までの流れ
今は、来店前にスマホで営業時間やメニューを検索してから動く方がとても増えています。
消費者からすると、お店の情報がホームページやgoogle Mapで分かりやすく載っていると安心して行くことができますよね。
とくに地域のお店は、
「気づいたら行かなくなってしまった」
「お店の名前は覚えているけど、営業時間がを忘れてしまった」
といった理由で機会損失が生まれやすいんです。
検索したときに、営業時間が正しく載っている、最新の商品写真がある、予約が簡単。
一つ一つは小さなことですが、お客様にとっての“安心材料”になり「行ってみよう」という行動につながります。
だからこそ、ホームページだけでなくGoogleマップ・LINE・Instagramなど“出会いから来店までの導線”を整えておくことが、小さなお店ほど大切になってくるんです。
地域のお店を利用する際、具体的にはお客様は次のプロセスを踏んで意思決定を行います。

1|注目(認知)
SNS(Instagram、スレッズ、Xなど)、・Googleマップ・口コミなど、ユーザーが最初に接触するポイントで店舗の存在を知る段階です。
まず認知されなければ、比較対象にも入りません。
2|興味を持つ(関心)
認知したあと、写真・メニュー・レビューなどを見て「気になる」「検討してもいいかも」という状態に入ります。
ここで離脱されると、来店候補になりません。
3|欲しくなる(欲求)
“欲しいかも”、“行ってみたい”という欲求が高まる段階です。
商品の特徴、こだわり、他店との違いが伝わると、ユーザーの心理が「興味」から「欲求」に変わります。
価値訴求を正確にできるかどうかが重要です。
4|覚える(記憶)
営業時間・価格・予約方法など、行動に必要な情報を“覚える(保持する)”段階です。
情報が分かりにくかったり見つからない場合、ここで別の店舗に流れやすくなります。
4|来店・購入(行動)
ここまできてやっと購入・予約・来店という行動を起こす段階です。
予約や取り置きなど、行動しやすい導線が用意されていると、実際の来店・購入につながります。
行動導線(LINE・予約ページなど)が弱いと成果が出ません。
ここまでのポイント
一連の流れのどこかに情報不足や不整合があると、来店につながりにくくなります。
そのため、各段階で必要な情報を適切な場所に配置する“導線設計”が重要です。
では、それぞれの段階で何をすればいいか詳しく説明していきます。
認知段階|千葉市でお店の存在を知ってもらう方法
認知段階では、まず存在を知ってもらうことが重要です。
目的:
あなたのお店を知らない状態
↓
存在を認知してもらう(感情:なんだろう?)
オンラインでやるべきこと
- Googleビジネスプロフィールを完全に埋める:
営業時間、写真10枚以上、商品・サービス情報、最新情報の投稿(週1回) - Instagram・ThreadsなどのSNSで発信:
ストーリーズで「今日のメニュー」「店内の様子」などお店についての情報を投稿 - 「千葉市 ○○」で検索されるブログ記事を書く:
「千葉市でおすすめの○○」「千葉駅から徒歩圏内の○○」など地域キーワードを含む - 千葉市の地域情報サイトに登録:
ちばとぴ、ちばナビなど
この段階で大切なのは、自分のお客様が見る媒体を使うことです。
例えば、私は40代女性でTikTokは見たことがありませんが、Instaramは毎日のように見ていますし、ランチを予約するときにはインターネットで検索します。
チラシも自分に関係ありそうなものは見るようにしています。
私に限らず、約80%の人が非日用品を購入する際、インターネットで調べるというデータもあります。
オフラインでやるべきこと
- ちいき新聞(千葉市版)への掲載:
千葉市民の多くが目にする地域紙を活用 - チラシ配布:
ターゲット層が多いエリアに絞る - 千葉市で行われるイベントへ出展:
マルシェ、地域のお祭りなど - 店頭の看板を目立つ位置に:
通行人の目線の高さ、遠くから見える大きさを意識
千葉市での地域集客ポイント
千葉市で事業をされている方は、オンライン・オフラインの両面でアプローチしましょう。
オンラインでは「千葉市 ○○」での検索対策やSNS発信、
オフラインでは地域のフリーペーパーへの掲載、チラシ配布、地域イベントへの参加など、お客様が実際に目にする場所に露出することが大切です
興味・関心段階|千葉市のお客様に「もっと知りたい」と思ってもらう
存在を知ってもらった後は、「もっと知りたい」と思ってもらう段階です。
目的:
知っているけど特に関心がない状態
↓
自分に関係あると思って理解してもらう
(感情:なんかよさそう、もっと知りたい)
ホームページでやるべきこと
- トップページに「お客様の声」を3件以上掲載:
千葉市在住の方の声なら尚良し - 施術・商品のビフォーアフター写真を掲載:
変化が分かる写真は説得力大 - よくある質問TOP5を載せる:
「駐車場はありますか?」「予約は必要ですか?」など - 店主・スタッフのプロフィールを載せる:
顔が見えると安心感が増す
SNSでやるべきこと
- Instagramで「お客様の悩みあるある」を投稿:
「千葉市で○○に悩んでいる方へ」という切り口 - ストーリーズで舞台裏を見せる:
仕込みの様子、商品へのこだわりなど - お客様の投稿をリポスト:
信頼関係が築けまた行こうと思ってもらう
オフラインでやるべきこと
- 店頭POPにQRコード設置:
「Instagramで最新情報配信中!」や「LINEで登録特典クーポン配布中」などと掲載し、QRコードからその場で登録を促す - チラシに「お客様インタビュー」掲載:
千葉市○○在住の○○さん(40代女性)の声など
千葉市での集客導線設計のポイント
興味を持ってもらったお客様を次の段階に進めるため、複数の接点を用意しましょう。
欲求段階|千葉市で「ここを選びたい」と思ってもらう
興味を持ってもらった後は、「これが欲しい」「このサービスを受けたい」と思ってもらう段階です。
目的:
気になる
↓
欲しい!
(感情:自分にピッタリかも)
やるべきこと:他社との違いを明確にする
- ホームページに「選ばれる3つの理由」を掲載:
「千葉市で開業15年の実績」「千葉市内施工実績200件以上」など数字で示す - 料金表を分かりやすく掲載:
「○○コース 5,000円(税込)」と明確に - 限定性を打ち出す:
「千葉市限定キャンペーン」「月10名様限定」など
やるべきこと:具体的なベネフィットを伝える
- お客様の成功事例を詳しく紹介:
「千葉市稲毛区のA様(30代女性)は3ヶ月で○○を実現」など具体的に - 比較表を作る:一般的な○○と当店の○○の違いを表で見せる
- 保証やアフターフォローを明記:
「満足いただけなければ全額返金」「購入後1年間無料相談」など
やるべきこと:SNSでの発信
- Before→Afterを連続投稿:
過程を見せることで信頼性が増す - お客様の「変化の声」を動画で紹介:
インスタリールやストーリーズ活用
千葉市での集客導線設計ポイント
「千葉市で○○専門」「千葉市唯一の○○」など、地域でのポジショニングを明確に。
千葉市は大きいので「稲毛エリア専門」「幕張エリア専門」など更に絞っても効果的です。
記憶段階|千葉市の「あのお店だ」と思い出してもらう
「欲しい」と思っても、すぐに購入や問い合わせをするとは限りません。
だからこそ忘れられないための仕掛けが必要です。
目的:
欲しい
↓
覚えておいてもらう
(感情:あのお店だったな、次の機会に利用しよう)
やるべきこと:継続的な接触ポイントを作る
- LINE公式アカウントで月2回配信:
「今月のおすすめ」「千葉市○○エリアのイベント情報」など - メルマガで季節の情報を発信:
「千葉市で桜が見頃の季節におすすめの○○」など - Instagramを週3回以上更新:
投稿だけでなくストーリーズも活用
やるべきこと:オフライン
- 店頭のディスプレイを季節ごとに変更:
「今月のおすすめ」を大きく掲示 - ショップカード・ポイントカードを渡す:
次回来店のきっかけ作り - ちいき新聞に定期掲載:
3ヶ月に1回など継続的に露出
やるべきこと:印象に残る工夫
- キャッチコピーを統一:
「千葉市で○○といえば△△」を全媒体で統一 - ロゴやカラーなどのデザインをを統一:
視覚的に覚えてもらいやすくするため、ホームページやSNS、店頭の印象などをチグハグさせず統一する
千葉市という地域でブランディングを確立していくことで、「千葉市で○○といえばあの会社」という認識を作れます。
導線設計のポイント(ホームページ)
継続的な接触ポイントを複数持ちましょう。
メルマガやLINE公式アカウントでの情報発信、店頭での季節のディスプレイ変更、SNSでの日常発信、地域情報誌への定期掲載など。オンライン・オフライン両方で「千葉市で○○といえば」という認識を作っていきます。
行動段階|千葉市のお客様に今すぐ問い合わせ・来店してもらう
最後は、実際に問い合わせや購入をしてもらう段階です。
目的:
覚えている状態
↓
実際に購入・来店もしくは問い合わせしてもらう
(感情:今予約しよう、明日行ってみよう)
やるべきこと:ホームページでの導線
- 全ページにCTAボタン設置:
「無料相談予約」「LINE で質問」ボタンを目立つ色で配置 - 問い合わせフォームは3項目以内:
名前、メールアドレス、簡単な質問のみ - 電話番号をタップで発信できるように:
スマホ表示ではtel:リンクを入れる - 予約システムを導入:
Googleカレンダー連携、STORES予約、Coubicなどを活用し、電話しなくても良いようにしておく
(接客中に電話を取り逃がすことも防げます) - 営業時間・定休日を目立つ場所に:
ヘッダーやファーストビューに配置
やるべきこと:SNSでの導線
- Instagramのプロフィール:
まとめリンクでGoogleマップ・予約ページ・LINE など複数リンクをまとめる - ストーリーズに「予約はこちら」のリンクスタンプ:
タップ1回で予約ページへ - (可能な場合)DMで気軽に質問できる雰囲気作り:
「DMでのご質問お気軽に!」と明記しておく
やるべきこと:オフライン
- 店頭に「本日営業中」の看板:
開いているか分からない不安を解消 - チラシに大きく電話番号とQRコード:
すぐ行動できる導線 - 初回特典・クーポンをつける:
「チラシ持参で10%OFF」「LINE登録で500円引き」で来店促進
「ちょっと聞いてみようかな」「予約しようかな」と思った瞬間に行動できるよう、導線を整えることが重要です。
千葉市での集客導線設計のポイント
お客様が「今すぐ行動したい」と思ったときに、どの媒体からでもスムーズに行動できる状態を作りましょう。
ホームページ、SNS、チラシ、店頭など、すべての接点で問い合わせ方法を明確に示すことが大切です。
来店を促したい場合、どうやって来るか(電車やバス、車など)によってアクセス方法も変わって来るので、駅からの距離、駐車場の有無もプロフィールやチラシなどに掲載しておくことで来店のハードルがぐっと下がります。
導線を意識して集客できるホームページを
千葉市で効果的な集客を実現するには、ホームページを作るだけでなく、お客様の心理プロセスに合わせた総合的な戦略が必要です。お客様の行動プロセスを取り入れることで、認知から行動までの各段階で適切なアプローチができるようになります。
ホームページは集客の「核」となる重要な存在ですが、SNS、チラシ、店頭など、あらゆる接点と連携させることで初めて成果につながります。特に導線設計を意識することで、実際の問い合わせや成約へとつなげることができます。
「千葉市で集客を強化したい」「ホームページと他の施策をどう連携させればいいかわからない」とお考えの方は、ぜひお客様の行動プロセスを意識した総合的な集客戦略を取り入れてみてください。
千葉市でのホームページ制作から集客導線の設計まで、トータルでサポートいたします。
あなたのビジネスに合った集客戦略について、お気軽にご相談ください。
