起業女性がホームページから集客できない時の確認点

ホームページを制作する目的はなんですか?
多くの方が「集客」とお答えになると思います。

今回は、どんな内容があれば集客につながるのか、実体験をもとにお伝えします!

その前に、購入までの行動として雛形とされているAIDMAというものを使ってお伝えします。

  • A…認知・注意(Attention)
  • I…興味・関心(Interest)
  • D…欲求(Desire)
  • M…記憶(Memory)
  • A…行動(Action)

②番目に「興味・関心」とあることにお気づきでしょうか?
当たり前のことのようですが、「興味・関心」を持ってもらわないと「行動」つまり購入につなぐことは難しいのです。

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興味を持ってもらうには?

先日、行きつけの整体に行った時のことです。

ふと壁を見ると「右脳と左脳を繋げます」という新サービス告知のポスターが…

新しいサービス、気になるなーと思ったのですが、
「待てよ、右脳と左脳が繋がったら何がどうなるの?」という疑問がすぐさま湧いてきて…
担当の先生に質問してみました!

私:「右脳と左脳が繋がるとどうなるんですか?」

先生:「脳脊髄液の流れが良くなります!」

私:(ますます分からない)
「そうするとどうなるんですか?」

先生:「流れが良くなるとリンパにが流れやすくなりますよ」

私:(リンパというワードで少しずつ分かってきたけど、いまいちまだ自分ごとに落とし込めない…)
「リンパが流れるとどうなるんですか?」

先生:「浮腫が取れたりしますよ」

私:(こういう答えを欲していた!!)
「そうなんですね!じゃあやってみたいです!」

座りっぱなしの仕事ゆえ、普段から浮腫に悩んでいる私。
ここまできてやっと自分ごとに落とし込んで、興味を持ち欲しい!という気持ちが作られました。
3往復して、やっとです。
(※商品の価格が安かったことと、行きつけのお店のため今回は即決でした。高額商品であれば、即決は難しくなるのでまた別記事でお伝えします。)

興味を持ってもらうには、

  • 自分に関連があると思ってもらうには? 
  • サービスを受けたあとに待っている良い未来について伝えるには?

このあたりに気をつけて言語化することが大切だと思います。

興味が持てなかった理由は、未来が見えてこないことでした

今回の場合、
「右脳と左脳を繋げます」=
機能面だけの説明になっていましたね。

でも大切なのは、サービスを受けたあとどんな良い未来が待っているか、を分かりやすく教えてあげること。

今回、私は何度も「それで?それで?」と聞きまくりましたが、こんなに何回も聞く人の方が少ないと思います。

聞いてこない=興味を持ってもらえていない、ということです。

起業女性がまず興味を持ってもらうために必要なこと

1. 良い未来(ベネフィット)とその根拠(メリット)を考え伝えること

今回、私は行きつけの整体で、担当の先生だから何度も聞きましたが、初めての場所やWeb上ではそんなに聞きまくれるほど勇気はありません。

だから投稿やホームページ、ポスターやチラシなどお客様との接点では「良い未来を見せてあげる(=ベネフィットを見せること)」ことがすごく大事!
プラス、その未来の根拠となる商品の特徴や機能について(=メリット)も見せてあげることも大事ですよ

まめちしき
  • ベネフィット=サービスを受けた後の良い未来
  • メリット=機能面の特徴の一つで、ベネフィットの根拠となるもの

2. お客様に合わせたベネフィットをお伝えすること

今回の私の例ですと、

  • ベネフィット=浮腫が取れる(良い未来)
  • メリット=右脳と左脳がつながる(特徴、機能面)

でした。

でも、右脳と左脳がつながることによって実現できる良い未来って、浮腫が取れるだけじゃないんです。
調べたところ、例えば「イライラが減る」とか「不眠解消」、「眼精疲労解消」などが出てきました。

つまり「不眠で悩んでいる人」がお客様なら「不眠解消」がベネフィットになるし、
子育て中のイライラが悩みのママがお客様なら「イライラが減る」をがベネフィットとなります。
何が良い未来か、人それぞれ価値観によって違うということですね。
なので、ターゲットとなる方に一番ぴったりのベネフィットは何かな?と考えて、ホームページやSNSでの投稿に役立てることがオススメです。

商品だけでなく事業コンセプトにもベネフィットを入れる!

商品についてのチラシや投稿、ホームページなどだけでなく、事業コンセプトにもベネフィットを入れてあげる必要があります。
その方が「あなたから買う理由」が明確にできるためです。

スタバとドトールで例えてみたいと思います。

ドトールは、「ふらっと気軽に立ち寄れるコーヒー屋さん」、
スタバは「ゆったり落ち着いてコーヒーと過ごす時間を楽しむコーヒー屋さん」
というのが私の持っている印象。

どちらにも行かれたことがある方なら、「コーヒー屋さん」と一言で言っても、客層や単価、インテリアから店員さんの動きまでお客さんとの接点のすべてにおいて異なることがお分かりになると思います。

それは事業コンセプトや企業理念が違うからです。
皆さんが「コーヒーを飲みたい」気分の時に、選ぶ基準がきちっと見える形になっているのです。

つまり、コンセプトがきちんと確立されそれが見える化されていることで「理想のお客様、自分が役に立ちたいと思えるお客様」に来ていただけるということです
そして、商品設計や売り方、ビジュアルデザインなどお客様との接点すべてでどういう方向性でいくか決めることができるんです。人に流されてしまったり、迷ってしまうときの判断にも!

まとめ – 起業女性のホームページ集客のために必要なこと –

ベネフィット(良い未来)を伝えることが重要でしたね。

闇雲に考えるのではなく、お客様をよく知ってからベネフィットを考えることが大切です。
お客様は何に悩んでいて、どういう結果が得られれば、お客様は嬉しいと感じますか?
この辺りをしっかりと言語化し、ホームページなどに入れていきましょう!

お客様の悩みや不安の正体さえわかれば、効果的なベネフィットを考えることができ、興味を持っていただけるはずです。

ホームページリニューアル・新規制作の時の参考にしていただけると嬉しいです!

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